2020年12月になってDocomoから新料金プラン「ahamo」の発表がありました。
これは、一見して楽天モバイルを意識したプランであると感じられます。
多くの方が『どっちにするべきなの?』という疑問を持ったことでしょう。
それぞれの料金や電波の状況を比較していきたいと思います。
楽天モバイルとDocomoのahamoどっちがいいのか?
楽天モバイル | ahamo | |
---|---|---|
料金 | 2,980円 | 2,980円 |
データ制限 | なし ※楽天エリアのみ |
20GB |
制限後の速度 | 1Mbps | 1Mbps |
通話料金 | アプリで無料 | 5分まで無料 |
電波カバー率 | 87.4% 2020年10月 |
99.99% |
問い合わせ | 店舗とオンライン | オンラインのみ |
両者の比較表は上記の通り。
優秀だなと思うほうを赤色にしています。それぞれ見ていきましょう。
料金
まず最初に目を引くのが料金が同じという点。
これは完全に楽天モバイルを意識しているなと私は感じました。
では料金が同じということで、サービス内容を見ていきましょう。
データ通信量制限
まず、データ通信量制限ですがahamoが20GBなのに対して、楽天は無制限と一見楽天が勝っているように見えます。
しかし、注意書きにある通り、楽天回線エリアという範囲でのみの話になります。
主に都心部がそのエリアに当たると思ってください。(詳細は楽天モバイル公式サイトで確認可能です。)
その範囲を出てしまうと、5GBまでの通信制限があります。
そもそも、ahamoの20GBですが普通の人はこんなに使いません。実質無制限みたいなものです。
データ通信量に関しては、引き分け…というより実はahamoのほうが勝っているように感じます。
通話料金
制限後の通信速度は同じなので飛ばして、通話料金を見ていきましょう。
驚いたことに、ahamoは5分間であれば通話料がかかりません。
楽天モバイルは専用アプリで通話すれば無制限なのですが、口コミなどを見ているとそこまで通話品質はよくないようですね。
LINE通話などでも思いますが、時折切れたりします。
ahamoはDoCoMoのサブブランドとしてではなく、新料金プランとして出してきているので、通話品質が悪いということはまずないと思います。
ちょっとした用事で掛けるときや、お店の予約などで通話料金がかからないであろうahamoに軍配が上がりそうです。
電波カバー率
ここがとても大きな差になっていると思います。
ahamoはさすがDoCoMoという感じで、電波の人口カバー率が99.99%になっています。
それに比べ、楽天モバイルは2020年10月現在で87%、2021年夏で96%の見通しだそうです。
都心部ではおそらく差はでないのでしょうが、旅行などで山の方へいったときに繋がりにくいと、やはりイライラしてしまいます。
電波のカバー率では大手のDoCoMoにかなうことはしばらくないでしょう。
問い合わせ対応
ここまで読んだ方はahamoの圧勝かと思ったかもしれませんが、楽天には店舗があります。
ahamoはオンライン対応のみと言っており、やはり店舗などで直接会話しながらサポートをしてほしい方には楽天モバイルが良いですね。
店舗数も大阪、東京などでは200店舗ほど構えており、少し遠出をすれば店舗にたどり着けるようになっています。
結局どっち?
さて、ここまで読んでいただいた方は「ahamoかな…」と思っているでしょう。
ただ、実はそうでもなくて、私は今契約するなら楽天モバイルかなと思っています。
それはキャンペーンがあるからです。
楽天の1年間無料キャンペーン
楽天は先着300万名まで1年間料金無料のキャンペーンを行っています。
『でも、1年後に解約しようとしたら2年縛りとか違約金とかあるんでしょ?』
そう思った方は多くいるかもしれません。大手キャリアのせいですね。笑
でも実際そういったことはないんです。
1年後に解約しても一向にかまいません。ただその代わり先着300万名までという感じでしょうか。
また、楽天のアカウントを持っている人であればポイント付与のキャンペーンもあります。
ahamoの開始は2021年3月となっていますし、もし今新規で契約をするのであれば楽天モバイルに契約してしまっても損はありません。
2020年3月~2020年11月で160万回線達成となっているので、契約するならむしろ急いだほうが良いかもしれませんね。